アトピー性皮膚炎の治療
かゆみの激しい湿疹が慢性的に続く皮膚炎です。年齢によって皮膚が乾燥したり、赤くなるなど症状が変化することもあります。
小児に多い疾患ですが、近年では成人になっても症状が出る方もいます。
アトピーになりやすい体質の人が、アレルギー物質に触れたり、乾燥や汗により皮膚に刺激を受けることでアトピー性皮膚炎を発症するといわれています。アレルギー物質は、卵や牛乳などの食物、ハウスダストやダニ、カビ、動物の毛など人によって様々です。
当院での治療は、以下の3つの併用をベースにします。
①炎症に対するステロイド外用
②予防的な位置づけの保湿剤
③痒みに対する飲み薬
また、アレルギーの原因となるアレルゲンを特定するため、血液検査を行うこともあります。